ニュース

2022年3月のWindows 10プレビューパッチが公開 ~「検索ハイライト」の導入が始まる

Windows 11のCリリースは後日

Microsoft、すべてのサポート中Windows 10/11バージョンに対しCパッチをリリース

 米Microsoftは3月22日(現地時間)、2022年3月のプレビュー更新プログラムをすべてのサポート中バージョンのWindows 10に対してリリースした。Windows 11も近日中に利用できるようになるとのこと。

 主な変更点は、「検索ハイライト」が導入されることだ。OSの[検索]ボタンを押したときに現れるパネルの内容が少しリッチになる。会社や学校のアカウントでサインインしている場合は、組織の情報を表示することも可能。

「検索ハイライト」(コンシューマー環境)
「検索ハイライト」(エンタープライズ環境)

 そのほかにも、Android端末のユーザーが「Microsoft Outlook」や「Microsoft Teams」などの一部のMicrosoftアプリケーションにサインインできない問題、ハイコントラストのブラックモードで認証情報ウィンドウの「戻る」ボタンが見えなくなる問題などが解決された。特定のBluetooth機器に起因するブルースクリーン問題も解決されているとのこと。

 今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないオプションのパッチ(Cリリース)。米国時間の来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。

 かならずしも適用する必要はないが、新機能をいち早く試してみたい場合や、前述のトラブルに悩まされている場合はインストールしてもよいだろう。「Windows Update」を手動でチェックすると、プレビューパッチのダウンロードとインストールが始まる。

「Windows Update」を手動でチェック(Windows 10の場合)