「Clipchamp」無償プラン、ビデオ出力が480p→1080pに ～Microsoft傘下のビデオエディター

「Clipchamp」のプラン比較

　オンラインビデオ編集サービス「Clipchamp」の無償プラン「Basic」で、1080p（Full HD）でのビデオ出力がサポートされた。

　「Clipchamp」は、Microsoftが最近買収したオンラインビデオ編集サービス。オンラインツールでありながら、プロ顔負けのビデオを製作できるのが魅力で、デザイナーが制作した数百種類のテンプレートから好きなものを選び、映像やテキスト、ロゴを入れてカスタマイズするだけで、印象的なビデオを作り出せる。

　また、録画機能も統合されており、Webカメラの映像やデスクトップのキャプチャーをソースにしたり、その両方を合成できる。マイクによるナレーションを加えることもできるが、自信がなければAIによる音声読み上げを利用することも可能だ。

「Clipchamp」

　「Clipchamp」はオンラインサービスだが、「Microsoft Store」などから「プログレッシブ Web アプリ」（PWA）としてインストールし、ローカルアプリのよう扱える。Windows 11のDev/BetaチャネルではOS標準アプリとして同梱されており、いずれは製品版にも加えられるだろう。以前はビデオ出力が480p（SD）品質に制限されており、あまり実用的とは言えなかったが、今回のアップデートでかなり魅力的なソリューションになった。