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拡張機能に安心を ~Googleが「Chrome ウェブストア」に2つの認定バッジを導入
「Google Chrome」チームが審査し、基準を満たした拡張機能にのみ付与
2022年4月22日 08:00
米Googleは4月20日(現地時間)、「Chrome ウェブストア」における新しい施策を発表した。「Google Chrome」拡張機能やそのパブリッシャーを同社が評価して、ユーザーが安心して利用できるよう、基準を満たした拡張機能に対して2種類のバッジを付与する。同様の施策はMozillaも行っており、それに追随した格好だ。
「Featured」バッジ
「Featured」(おすすめ)バッジは、「Chrome」の技術的なベストプラクティスに従い、高いユーザー体験とデザイン基準を満たした拡張機能に付与される。「Chrome」チームのメンバー自らが以下の点に注意を払いながら、実際に手を動かして拡張機能を評価しているという。
- 「Chrome ウェブストア」のベストプラクティスのガイドラインを遵守していること(楽しく直感的な操作性、最新のプラットフォームAPIの使用、エンドユーザーのプライバシーの尊重など)
- 質の高い画像や詳細な説明など、ユーザーにとってわかりやすく親切なストア一覧ページであること
「Established Publisher」バッジ
「Established Publisher」(定評のあるパブリッシャー)バッジは、パブリッシャーの身元が確認され、開発者プログラムのポリシーに準拠していることを証明するものだ。以下の2つの条件を満たす場合にのみ付与される。
- パブリッシャーの身元が確認されている
- Googleのサービスを利用し、デベロッパープログラムポリシーを遵守して、一貫して良好な実績を確立している
これらのバッジは、金銭で獲得することはできない。「Featured」バッジを取得するための審査をリクエストすることはできる。