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「Manifest V2」の完全廃止は2024年1月 ~Googleが移行スケジュールをアップデート

「Manifest V2」拡張機能の開発者はできるだけ早い移行を

公式ブログ「Chrome Developers」

 米Google は9月28日(現地時間)、「Google Chrome」における「Manifest V3」の移行スケジュールをアップデートした。完全な「Manifest V2」の廃止は2024年1月にずれ込むようだ。

 「Manifest V3」は、「Google Chrome」などで採用が予定されている拡張機能の新しい仕様。プライバシーとセキュリティ、パフォーマンスの強化が図られており、ユーザーがより拡張機能をコントロールできる点がメリットだが、一方で広告ブロッカーなどへの影響が懸念されている。

 「Google Chrome」の開発チームは当初、2023年1月に「Manifest V2」拡張機能の実行を終了する予定だったが、新しいスケジュールでは早くても6月以降になる。

  • 「Chrome 112」(1月以降):Canary、Dev、Betaの各チャンネルで「Manifest V2」拡張機能のサポートを無効化するテストが実施される場合がある
  • 「Chrome 115」(6月以降):Stable(安定版)を含むすべてのチャンネルで「Manifest V2」拡張機能のサポートを無効化するテストが実施される場合がある

 また、企業向けに提供されている「Manifest V2」拡張機能の実行を許可するポリシー「ExtensionManifestV2Availability」は、2024年1月までサポートが延長される。

 これに合わせて、「Chrome ウェブストア」での廃止スケジュールも一部変更された。

  • 2023年1月認定バッジの要件に「Manifest V3」を追加
  • 2023年6月:「Manifest V2」拡張機能の公開設定を変更。「Public」にはできなくなり、「Unlisted」となる
  • 2024年1月:「ExtensionManifestV2Availability」の有効期限切れとともに、「Manifest V2」拡張機能はすべてストアから削除される

 開発チームは「Manifest V2」拡張機能の開発者に対し、できるだけ早く「Manifest V3」へ移行するよう呼び掛けている。