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「PowerPoint」が35周年

スライド制作ソフトのスタンダードとして現在も進化を続ける

「PowerPoint」が35周年を迎える

 米Microsoftは4月21日(現地時間)、プレゼンテーション資料作成ソフト「PowerPoint」が35周年を迎えたと発表した。

 「PowerPoint」が初めてリリースされたのは、1987年4月のこと。Windowsがまだ「Windows 1.0」だった頃の話だ。開発元はForethoughtという小さなソフトウェア会社で、当初はMac版しかなかった。この会社は1987年半ばにMicrosoftに買収(これは同社にとって最初の大きな買収の一つだった)され、「PowerPoint」は後に「Microsoft Office」という新しいオフィススイートに含まれるようになった。

Forethought社時代の「PowerPoint」
「PowerPoint 2.0」。Microsoftのもとでリリース

 それから35年、「PowerPoint」は「Office」とともに世界中に普及し、スライド制作ソフトのスタンダードとなった。現在でも毎月のように新機能が追加され、進化を続けている。

「PowerPoint」アイコンの変遷

 同社が「PowerPoint」の35周年を記念して、同社製品のエキスパート「Microsoft MVP」にこの1年間でリリースされたお気に入りの機能を聞いたところ、フォトストックなどに含まれるプレミアム素材、スライドを「Microsoft Teams」で発表できる「PowerPoint Live」、プレゼンの指南をする「Presenter Coach」などが挙げられた。