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タブの水平スクロール機能を導入した「Opera 88」

海外ではショッピングに便利な機能を集約した「Opera Shopping Corner」も展開

「Opera」v83.0.4254.19

 ノルウェーのOpera Softwareは6月8日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 88」を正式公開した。ベースとなっている「Chromium」がv102.0.5005.61へとアップデートされたほか、タブの水平スクロール機能(Horizontal Tab Scrolling)が追加されている。

 この機能は初期状態で有効化されており、開いているタブが増えてタブバーからあふれ出すと、タブバーの両端にスクロールボタンが追加され、左右にスクロールできるようになる。タブを開き過ぎても「ノコギリ」状にならず、Faviconの表示エリアは確保されるため、タブの視認性や操作性が損なわれない。

タブの水平スクロール機能(Horizontal Tab Scrolling)が追加
この機能は初期状態で有効化

 そのほかにも、「Opera Shopping Corner」の導入がアナウンスされている。これは商品を探す、比較する、購入する際に必要な情報とサービスをひとまとめにしたもので、サイドバーから利用可能。最低価格で購入できるショッピングサイト横断の検索機能、クーポンやプロモーションを検出してユーザーに知らせる機能などが利用できるようだ。

海外ではショッピングに便利な機能を集約した「Opera Shopping Corner」も展開

 この機能は現在、ドイツ、ポーランド、米国、英国で利用可能。今後も提携サイトの拡充が図られるようだ。

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。また、Windows 10/11環境ならば「ストア」アプリ(Microsoft Store)からインストールすることもできる。