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「Windows 11 2022 バージョン 22H2」が初回設定画面でクラッシュし、予期せず再起動する問題は解決

ただし、プロビジョニングパッケージ(.ppkg)に関しては別の問題も

同社のアナウンス

 米Microsoftは1月6日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」でプロビジョニングパッケージ(.ppkg)が期待通りに動作しない問題が解決されたと発表した。最悪の場合、デバイスが「Out-of-Box Experience」(OOBE:OSの初回セットアップ画面)プロセスでスタックする可能性がある。プロビジョニング中にパッケージは適用されるものの、OOBEがクラッシュし、デバイスが予期せず再起動してしまう。

 この問題は、2022年11月のCリリース「KB5020044」以降で解決されているとのこと。2022年12月セキュリティ更新プログラムなどを適用していれば影響しない。

 ただし、プロビジョニングパッケージに関しては本件とは別に管理者権限を必要とするパッケージが正常にインストールできない問題が明らかになっているので注意したい。同社は現在、解決策を検討中。今後リリースされる更新プログラムで修正されるものと思われる。