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無償の軽量PDFビューワー「Foxit PDF Reader 12.1」日本語版が公開

システム設定に応じてライト・ダークのスキンを切り替え。英単語の検索機能も搭載

「Foxit PDF Reader」v12.1

 (株)FoxitJapanは1月13日、Windows版「Foxit PDF Reader 12.1」「Foxit PDF Editor 12.1」をリリースした。

 「Foxit PDF Reader」「Foxit PDF Editor」は、独自のエンジンで軽快な動作を実現したPDFツール。「Foxit PDF Reader」は個人利用に限り、無償(法人での利用はライセンスの購入が必要)で利用できる。PDFの作成・編集にも対応した上位有償版「Foxit PDF Editor」は、永久ライセンスで15,290円。そのほかにも、「Editor Pro」エディションやMac版がラインナップされている。

 今回のアップデートでは、以下の新機能が投入された。

  • スナップレイアウトの表示や角丸ウィンドウ対応など、Windows 11環境でのUIスタイルを改善
  • 注釈のテキストマークアップ機能を強化し、既定カラーのカスタマイズやツールバーを改善
  • ページ上の英単語をオンライン辞書サイトで検索
  • Windows 10/11のシステムのライトモード/ダークモードの設定に応じて自動でスキンを切り替えるオプションを追加
  • テキストオブジェクトの入力範囲を指定し、範囲を超えた入力の自動改行をサポート (Editor/Editor Proのみ)
  • テキストフォームでリッチテキストフォーマットを許可することで、入力時の太字や斜体利用に対応(フォームの許可設定はEditor/Editor Proのみ)
  • 開いているファイルの現在表示中のページのみ一括で印刷を実行するなどバッチ印刷機能を強化
システム設定に応じてライト・ダークのスキンを切り替え
強化されたバッチ印刷機能

 なお、本バージョンでは多数の脆弱性が修正されているので注意。米Foxit社が公開したセキュリティ情報によると、リモートコード実行やアプリのクラッシュなどにつながる問題が解決されており、なるべく早めのアップデートをお勧めする。

ソフトウェア情報

「Foxit Reader」
【著作権者】
Foxit Software Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用のみ)
【バージョン】
12.1(23/01/13)