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「Microsoft Edge」に新しいハブUI、パフォーマンスと安全性をわかりやすく表示

Canary/Devチャネルの「Edge 112」から展開中

従来からある「パフォーマンス」ハブのポップアップ

 米Microsoftは4月6日(現地時間)、「Microsoft Edge」の新しいポップアップ・サイドパネル「ブラウザーのエッセンシャル」(Browser essentials)を発表した。従来の「パフォーマンス」ハブを発展させたもので、「Edge」を日々安全かつ快適に利用するための機能やヒントが集約される。

 「Edge」には「スリープタブ」「効率モード」「スタートアップ ブースト」といった速度向上のための機能が備わっており、その稼働状況は[パフォーマンス]ハブで確認できる。「ハブ」は「Edge」独自のユーザーインターフェイスで、画面右上の[…]メニューから利用可能。コマンドをツールバーに登録できるほか、画面をポップアップにするか、右端にピン留めしてサイドパネルにするかを選べる。

「パフォーマンス」ハブもimageサイドパネルとしても利用可能

 新しい「ブラウザーのエッセンシャル」ハブでは、[パフォーマンス]ハブの機能に加え、「安全性」に関する情報が表示される。「Edge」には「SmartScreen」というフィッシングやマルウェア対策機能が内蔵されているが、通常は裏方に徹していることもあり、恩恵を実感しにくい。そこで、この「安全性」セクションでは「SmartScreen」の稼働状況がわかりやすく表示される。

新しい「ブラウザーのエッセンシャル」ハブ

 そのほかにも、「Edge」が期待した通りに動作しなかったり、パフォーマンスを発揮しない場合に、それを検出して解決策を提案する「Performance Detector」が搭載される。当面はCPUやメモリ利用率に関する提案しか行わないようだが、今後数カ月をかけて拡充していくとのこと。

 新しい「ブラウザーのエッセンシャル」ハブは現在、Canaryチャネルの「Edge 112」で利用可能。Devチャネルへの展開も始まっているという。