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無料の定番音楽プレイヤー「foobar2000」がv2.1に ~細部の改善でより使いやすく

「Microsoft Store」からも入手可能

「foobar2000」v2.1

 定番音楽プレイヤー「foobar2000」が12月18日、v2.1へとアップデートされた。Windows 7以降に対応しており、現在、公式サイトから無償でダウンロード可能。「Microsoft Store」からも入手できる

 「foobar2000」は、2002年から開発が続けられている老舗のミュージックプレイヤー。動作が軽快な点や、幅広いメディア形式をサポートする点が魅力だ。初期状態は非常にシンプルだが、コンポーネントを追加して機能を自由に拡張できる仕組みになっており、レイアウトやデザインをカスタマイズして完全に見た目を変えてしまうことすら不可能ではない。

 本バージョンでは、再生中に追加のデコード(DTS、HDCDなど)を切り替えるオプションが追加され、DTSをデコードせずにDTS-WAVを再生できるようになった。フルファイルバッファー機能も書き直され、ファイルの読み取りがすべて終わるまでブロックされてしまうという仕様を廃止。たとえばサイズの大きなFLACファイルを開く際の遅延がなくなる。

 そのほかにも、再生設定を急激に変更するなど、特定のシナリオで現在のトラックが再起動してしまう不具合が修正された。v2.0で混入したリグレッションなど、多くの問題も解決されている。

ソフトウェア情報

「foobar2000」
【著作権者】
Peter Pawlowski and contributors
【対応OS】
Windows 7以降(ARM版はWindows 11が必要)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.1(23/12/18)