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「Gemini Pro」搭載の「Bard」が日本語対応、もっともらしいAIの嘘を暴くダブルチェックも

無料の画像生成も英語で展開

「Gemini Pro」搭載の「Bard」が日本語対応、もっともらしいAIの嘘を暴くダブルチェックも

 米Googleは2月1日(現地時間)、AIチャット「Bard」をアップデートした。今回のアップデートでは、英語で「Bard」へ先行導入されていた「Gemini Pro」が、日本語を含む40以上の言語、230以上の国と地域で利用できるようになった。「Bard」の理解力が向上し、より高品質な推論、要約、コーディングが可能となっているという。

 また、ダブルチェック(再確認)機能の対応言語も拡充。英語以外の40カ国語で利用できるようになった。日本語でも「G」アイコンをクリックするとダブルチェックが可能となる。

 ダブルチェックは、AIチャットの回答が正しいかどうかを「Google 検索」で再確認する機能。AIはときどき事実に基づかない、もっともらしい嘘を生成してしまうことがある(ハルシネーション)が、ダブルチェック機能を活用すれば騙されてしまうリスクを抑えることができる。

 そのほかにも、世界中のほとんどの国で「Bard」による無料の画像生成を利用できるようになった。プロンプト(命令文)は英語である必要があるようだが、品質と速度のバランスが取れた最新の「Imagen 2」モデルを用い、高品質でフォトリアリスティックな出力を提供するとのこと。

無料の画像生成も英語で展開