ニュース

また「Windows 11 バージョン 24H2」に固有の問題、管理者権限なしでタイムゾーン変更不能

回避策あり

「Windows release health」におけるアナウンス

 「Windows 11 バージョン 24H2」へアップグレードすると、管理者権限を持たないユーザーが[日付と時刻]設定ページでOSのタイムゾーンを変更できなくなる現象が発生しているとのこと。米Microsoftが11月18日(現地時間)、「Windows release health」で明らかにした。

 この問題は「設定」アプリの[時刻と言語]-[日付と時刻]ページに限定されており、他の手段であればタイムゾーンを変更可能。管理者権限のないユーザーでも、「コントロール パネル」の[日付と時刻]セクションなどをを利用すれば問題を回避できる。

「設定」アプリの[時刻と言語]-[日付と時刻]ページ。本現象の影響はここにとどまる

 具体的な手順は、以下の通り。[スタート]画面で「コントロール パネル」を検索して、当該設定ページへアクセスしてもよい。

  • [Windows]+[R]キーを押し、[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開く
  • 「timedate.cpl」と入力して、[Enter]キーを押す
  • 「コントロール パネル」の[日付と時刻]ダイアログが開くので、タイムゾーンの変更を行う
[Windows]+[R]キーを押し、「timedate.cpl」と入力して、[Enter]キーを押す
[日付と時刻]ダイアログ

 同社は現在、この問題を調査中。今後のOSアップデートで解決策を提供するとしている。