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Foxit、PDF変換・作成機能が追加された「Foxit Reader」の最新英語版v6.0を公開
仮想プリンターから文書ファイルなどをPDFファイルへ変換することも可能
(2013/4/18 16:25)
米Foxit Corporationは16日(現地時間)、独自エンジンで高速起動が可能なPDFビューワー「Foxit Reader」の最新英語版となるv6.0.2.0413を公開した。最新版の主な変更点は、さまざまな方法で文書や画像ファイルなどをPDFファイルへ変換できるようになったこと。
PDF変換機能は、ドラッグ&ドロップなどで文書ファイルなどを本ソフトで開くことで利用できるほか、新たに追加された仮想プリンター“Foxit Reader PDF Printer”を使ってほかのソフトから利用することもできる。また、「Microsoft Word」「Microsoft PowerPoint」「Microsoft Excel」用のアドイン「Foxit Reader PDF」を利用したり、エクスプローラ上のファイルの右クリックメニューに追加される[Convert to PDF in Foxit Reader]項目を利用して変換することが可能。
さらに、スキャナーから読み込んだ画像やクリップボード内の画像からPDFファイルを新規作成する機能も追加された。また、白紙のPDFファイルを作成することもでき、本ソフトが備えるPDF文書への書き込み機能を使えば、シンプルなPDF文書なら本ソフト上で作成できるようになった。
加えて、文書にスタンプを付加する“Stamp”機能や、手書きの署名を追加する“PDF Sign”機能が追加された。“Stamp”機能では、“DRAFT”“REJECTED”“SIGN HERE”といった文が書かれたスタンプや、日付とユーザー名が自動で挿入されるスタンプが用意されており、任意の位置に付加できる。また、画像などを使ってオリジナルのスタンプを作成することも可能。
“PDF Sign”機能では、本ソフト上でマウスを使って書いた署名を登録して文書に付加できるほか、任意の画像などを署名として付加できる。署名は複数登録しておくことが可能だ。
加えて、PDFファイルに複数のファイルを添付した“PDFポートフォリオ”の読み込みに対応し、“PDFポートフォリオ”内の文書を一括検索することも可能になった。また、開いているPDFファイルを「Evernote for Windows」へノートとして送る機能も追加されている。
そのほか、リボンユーザーインターフェイスが「Microsoft Office 2013」を意識したフラットなデザインに変更された。また、Microsoftが提供する企業内の著作権管理システム“Active Directory Rights Management サービス(AD RMS)”に対応している。
本ソフトは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Foxit Reader」英語版
- 【著作権者】
- Foxit Corporation
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8(64bit版を含む)など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.0.2.0413(13/04/16)