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ハック&スラッシュとローグライクが融合「ANVIL : Vault Breaker」
オンライン協力プレイも可能な弾幕アクションシューティング
2022年4月15日 10:10
今回紹介するのは、「ANVIL : Vault Breaker」。執筆時点では開発中のプレビュー版となっており、今後ゲーム内容が変更される可能性がある。
本作はプレイごとに変化するフィールドで敵を倒しながら、装備品や強化アイテムを集めて攻略していくアクションゲーム。プレイヤーは宇宙に散らばる系外文明の遺産を集めるため、銀河系の各地へ探索に向かう。
ジャンルは「コープローグライクアクションシューティング」とされており、他のプレイヤーとのオンライン協力プレイも可能だ。俯瞰視点でキャラクターを操作し、W/A/S/Dキーで移動、マウスで攻撃方向を360度自由に指定し、マウスボタンやキー入力でスキルを使い分けながら戦う。ゲームパッドでの操作も可能だ。
プレイヤーキャラクターは最初から3人おり、オールラウンダー、近接戦闘型、遠距離支援型とタイプが異なる。敵は一度に複数出てきて一斉に攻撃してくるので、距離を離す方が戦いやすいが、短距離の武装の方が攻撃力は高く、多くの敵を殲滅するのも楽だ。キャラクターは何度でも変更できるので、ひととおり試してみるのがいいだろう。
フィールドでは敵を倒すなどしてコインを入手できる。コインは道中にあるレリックチェストで遺物と交換できる。遺物はプレイヤーの回収目的であると同時に、特定の能力を向上させる効果があり、攻略を楽にしてくれるアイテムでもある。
またフィールドでは時折、新たな武器が手に入る。武器によって攻撃方法が異なるほか、同じ武器でも高ランクのものには多くの特殊効果が付与される。どの武器や遺物が出てくるかはランダム。
フィールドはいくつかのステージに分かれており、最後まで突破するとクリアし拠点に戻る。道中で手に入れた遺物や武器に応じてヴォルドポイントが得られる。途中で倒された場合も拠点に戻され、特にペナルティはない。
遺物と武器はフィールドに持ち込めないため、出撃ごとに最初からやり直す形となる。ただしヴォルドポイントが一定まで貯まると、恒久的な能力強化が得られるため、長くプレイするほど基礎能力は上がっていく。
まだ開発中ということもあるが、拾った武器や遺物によって攻略難度が激変したり、状態異常から回避不能な大ダメージを受けるなど、バランスの悪さもやや目に付く。特にボスの攻撃は激しい弾幕と突撃が多く、無敵時間が発生する回避スキルを使いこなせるまでは相当難しいと感じるだろう。それでも複数のスキルを駆使して敵をなぎ倒す、ハードなアクションが好きな人なら一見の価値がある。
本作の内容をざっくり言うと、ハック&スラッシュで味付けをした自動生成ダンジョンのアクションシューティング、という欲張りな感じの作品だ。開発しているのは韓国のACTION SQUAREで、オンラインゲームを長年プレイしてきた人なら、なるほど韓国ゲームらしい見た目とシステムだなと感じるだろう。
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