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パワポ標準の矢印がしっくりこない!? フリー素材を探す前に試したいワザ5選
2024年7月29日 06:55
PowerPointのスライドで「矢印」を利用する機会は多いですよね。[挿入]タブにある[図形]ボタンから挿入することが多いのではないでしょうか。普通の矢印は[矢印:右]や[矢印:下]、細めの矢印なら[線矢印]で挿入できます。ただ、ごく普通の矢印で使い勝手はいいものの、代わり映えしませんよね。
[矢印:右]や[矢印:下]は黄色のハンドルをドラッグして変形、[線矢印]は線の太さや矢の形を変更するといった工夫もできますが、限度があります。
もう少し気の利いた「矢印」が欲しい時はどうしましょう? 今回は、フリー素材を探す前にPowerPointだけで完結できる矢印のテクニックを5つ紹介します。
[アイコン]から「矢印」を検索する
手軽に使いやすいのは[アイコン]の矢印です。「矢印」のキーワードにヒットするアイコンで、ほとんどのケースに対応できると思います。アイコンはSVG形式の画像ファイルなので、拡大しても線がギザギザになりません。
[SmartArt]を図形に変換する
[SmartArt]に含まれる矢印を流用するテクニックです。[SmartArt]を“図形”に変換して、不要なテキストボックスなどを削除して矢印だけを取り出します。
[アーチ]と[二等辺三角形]を組み合わせる
循環を意味する矢印を作成するには[アーチ]が便利です。縦横比が崩れないように、[Ctrl]キーを押しながらドラッグします。ここでは1/2の循環矢印を作成しますが、1/4、1/6などでも同じ考え方で作図できます。
[楕円]と[アーチ]を結合する
任意の形の矢印を作成する場合、[頂点の編集]を使うと苦戦するはずです。[図形の結合]の機能を使ってみてください。[アーチ]と[楕円]を組み合わせるだけで、いろいろなバリエーションを作れます。