眺めているだけでめっちゃ船に乗りたくなる……「瀬戸内航路全覧図」がかなりの力作

有志が瀬戸内海の航路を「Google マップ」にまとめた「瀬戸内航路全覧図」

　有志の方が瀬戸内海の航路を「Google マップ」にまとめてくださっています。眺めているだけで船に乗りたくなること請け合いです！

瀬戸内航路全覧図がひと段落したので、適当に公開しておきます
なんらかにお役立てくださいhttps://t.co/UX9Gm3rl0B

— 惑星 (@Ripop_ink)June 15, 2022

　この「瀬戸内航路全覧図」は、大阪～釜山や大阪・神戸～上海の国際航路（残念ながら、現在は新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり休止中です）から、地元の人しか知らないようなローカル航路までをカバーしています。エリアごとに分けられている上、航路をクリックすると航路名と運航会社へのリンクが表示されるのが便利ですね。実は筆者は瀬戸内エリアに住んでいるのですが、まだ乗ったことのない航路・知らない航路もたくさんあってビックリです。

「瀬戸内国際芸術祭」の会場としても知られる備讃エリア。丸亀競艇場でナイターレースが開催される日だけ運航される無料高速艇（⽔島港～）もカバー

神戸～新居浜（愛媛）を結ぶ「おれんじホープ」

しまなみ海道で繋がれている芸予エリア。三原・竹原、今治を中心に橋を補完するかのように定期航路が網の目のように張り巡らされている。愛媛・松山からは呉・広島、山口（柳井）への航路も

瀬戸内海汽船のスーパージェットで呉港（広島）に入港

伊予長浜＝青島のローカル航路

青島では大量のネコが出迎えてくれる

九州と四国をつなぐ航路。佐賀関（大分）～三崎（愛媛）を結ぶ航路は「海上国道」（国道197号線）

朝の臼杵港（大分）

　最近は橋で渡れる島も増えてきたうえ、コロナ禍や少子高齢化の影響でこうした定期便は減少傾向にあります。そのうち乗れなくなるかもしれないなぁと思うと増々、船に乗りたいなぁという気持ちが募ります。