OSやエクスプローラーが軽くなる？ 「エクスプローラ周り重い人向け覚書」が人気

「はてな匿名ダイアリー」で「エクスプローラ周り重い人向け覚書」という記事が人気に

　いささか旧聞に属しますが、「はてな匿名ダイアリー」で「エクスプローラ周り重い人向け覚書」という記事が人気になっていました。1,600を超えるユーザーが、この記事に「はてなブックマーク」を付けています。

　内容は、「WindowDefender」が「WindowsDefender」自身をスキャンしないように除外設定を行ったり、不要と思われるOSや「エクスプローラー」の機能を無効化したり……といった感じです。ただし、これを全部手動で行うのは面倒ですよね。

　そこで、有志がこれをバッチファイルにして「GitHub」で配布してくれています。画面右上の［Download ZIP］ボタンを押すと、書庫ファイルに圧縮してダウンロードできますので、ぜひ活用させていただきましょう。「自分には不要だな」と思われるコマンドがある場合は、バッチファイルを実行する前にテキストエディターなどで開き、行の先頭に「@rem 」（当該行をコメントにして、実行・表示されないようにするコマンド）を挿入しておくとよいです。

有志が「GitHub」で公開したバッチファイル

書庫ファイルを展開して実行

バッチファイルの統合開発環境「VisualBat」で開いた様子。そのまま開くと文字化けするので、Unicode対応のテキストエディターで開いてコピーした

　ちなみに、筆者はOSをクリーンインストールしたあとの環境構築――アプリのインストールやOS設定の変更――を「PowerShell」で自動化しており、その様子を何年か前にご紹介しました。「Chocolatey」を「Windows Package Manager」（WinGet）に置き換えるなどの手直しはしていますが、現在もこの自作スクリプトを活用しています。

　私はOSや「エクスプローラー」の動作の重さにそれほど困っていないので、今回紹介したバッチファイルをそのまま使うことはありませんが、たとえば「登録されている拡張子は表示しない」の無効化といった設定変更コマンドは取り入れてもよいなと感じました。毎回手動でやっていましたが、自動化できるに越したことありませんよね。

　皆さんもぜひ、自分の環境や使い方にマッチしたコマンドだけでも取り入れてみてください。