やじうまの杜

Adobe製品に大型アップデート! でも、お仕事で使っている人は自動更新OFFがいいかも

トラブルが生じた場合は、旧バージョンに戻すことも可能

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クリエイターの祭典「Adobe MAX 2024」が開催中

 米国時間10月14日から3日間にわたり、「Adobe MAX 2024」が開催中です。多くのAdobe製品でAIを活用したエキサイティングな新機能が発表されているので、ぜひチェックしてみてください。

 しかし一方で気を付けなければならないのが、大規模なアップデート直後に発生しがちな不具合です。とくに業務で「Adobe Creative Cloud」アプリを活用している現場では致命的なことになりかねません。

 複数のデバイスを所有しているならば、新機能を存分に体験できる最新版と、トラブルを避け安定して作業できる旧バージョンの環境を両方整えておくのがおすすめですが、もしそうでないならば、当面は自動更新をOFFにしておくとよいでしょう。

 手順は以下の通りです。

  1. 「Adobe Creative Cloud」デスクトップアプリを開く
  2. 画面左上にあるメインメニュー(横三本線のハンバーガーアイコン)、または右上にあるアカウントメニューをクリックし、[環境設定]画面へアクセスする
  3. 左側のナビゲーションペインをクリックし、[アプリ]ページへ切り替える
  4. [自動更新]というトグルスイッチをOFFにする
メインメニューから[環境設定]画面へアクセス
[アプリ]ページで[自動更新]スイッチをOFFにする

 また、自動更新を有効化している状態でも、指定したアプリだけアップデートしないといった設定も可能です。状況に応じて使い分けましょう。もし最新版に自動更新されてしまったあと、トラブルが生じた場合は、旧バージョンに戻すこともできます。

  1. 「Adobe Creative Cloud」デスクトップアプリを開く
  2. [アプリ]タブを開き、目的のアプリを探す
  3. […]アイコンをクリックする
  4. ドロップダウンリストが開くので[他のバージョン]を選択
  5. 古いバージョンがリストアップされるので、目的のバージョンの[インストール]ボタンを押す
[…]アイコンから[他のバージョン]を選択
目的のバージョンの[インストール]ボタンを押す

 ただし、デスクトップアプリケーションの場合、サポートされるのは現行バージョンと2つ前までのメジャーバージョンだけです。セキュリティを保つためにも、サポートの切れた古いバージョンに固執するのはお勧めできません。