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「Firefox」派生のWebページ制作ツール「BlueGriffon」がメジャーバージョンアップ

有償エディションでレスポンシブデザインがサポート

「BlueGriffon」v3.0

 仏Disruptive Innovations SASは16日(現地時間)、オープンソースのWebオーサリングツール「BlueGriffon」の最新版v3.0を公開した。本バージョンでは有償エディションでレスポンシブデザインがサポートされている。

 「BlueGriffon」は、「Firefox」のレンダリングエンジン“Gecko”をベースにしたWebオーサリングツール。WYSIWYG編集画面とソースコードの編集画面を切り替えながらHTML文書を作成できる。また、「Firefox」のようなアドオン機能を搭載しており、あとから自由に機能を拡張することが可能。基本機能のみを備えた無償版に加え、“Basic”(75.00ユーロ)と“EPUB”(195.00ユーロ)という2つの有償ライセンスがラインナップされている。“Basic”版では前述のレスポンシブデザイン対応に加え、マニュアルが付属する。“EPUB”版ではさらにEPUB 2/3.0.1/3.1対応コンテンツを製作可能だ。

 なお、前回紹介したv2.0以降の変更点は、テーマ切り替え機能の追加(ライトテーマが選択可能)、CSSグリッドのサポート、デザイン画面とソースコード画面を同時に表示するデュアルビューの搭載などとなっている。対応OSはWindows/Mac/Linuxで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「BlueGriffon」Windows版
【著作権者】
Disruptive Innovations and Contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0(17/11/16)