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「EmEditor」v17.9が公開 ~CSV関連に新オプション、Unicode符号位置が手軽に確認可能に
ストアアプリ版にも微調整が施される
2018年7月12日 15:43
米Emurasoftは7月12日(日本時間)、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新正式版v17.9.0を公開した。今回のアップデートでは、CSV関連で便利な機能がいくつか導入されている。
まず、[置換]ダイアログの[抽出]コマンドに[新規 CSV 列を挿入]オプションが追加された。これを選択して[抽出]を行うと、CSVに新しい列が作成され、そこに置換処理の結果が挿入される。
また、[カスタマイズ]ダイアログの[CSV]セクションで[エスケープ文字を使用]オプションが利用できるようになった。これを有効化すれば、区切り文字をバックスラッシュでエスケープする非標準のCSVデータも扱えるようになる。
そのほかにも、ステータスバーにキャレット位置にある文字のUnicodeコードポイントを表示する機能が導入された。コードポイントの表示は、[カスタマイズ]ダイアログの[ステータス]セクションで有効化できる。
「EmEditor Professional」は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows 2008 R2以降に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。価格は、1年間の無償バージョンアップが可能な通常ライセンスが4,800円(以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要)、アップデートの提供期間に制限のない永久ライセンスが18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。
また、Windows 10ならばストアアプリ版を利用することも可能。価格は年額19.99米ドル。本バージョンでは“S モード”で動作するという要件に従うためいくつかの機能が無効化されたほか、関連付けできるファイル形式の拡充が行われている。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
- 【ソフト種別】
- シェアウェア(通常ライセンスは税抜き4,800円、永久ライセンスは税抜き18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 17.9.0(18/07/12)