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「Microsoft Edge」が同期に対応 ~Linux版「Edge 91」でプレビュー

“Microsoft アカウント”にログインしてお気に入りやパスワード、拡張機能などを他の端末と同期

Linux版「Microsoft Edge」でユーザーデータの同期が可能に

 米Microsoftは3月23日(現地時間)、“Microsoft アカウント”にログインしてお気に入りやパスワード、拡張機能などを同期する機能をLinux版「Microsoft Edge」に追加したと発表した。現在、“Microsoft Edge Insider”でプレビュー(Canary/Dev)されている「Edge 91」で一足先に体験できる。

 “Microsoft アカウント”によるログインは、初期状態で無効化されている。そのため、同期機能を有効化するには、まず試験段階の機能(edge://flags)で“MSA sign in”というフラグをONにしてWebブラウザーを再起動する必要がある。このフラグが有効になると、Windows版と同じく画面右上のプロフィールアイコンなどから同期をセットアップできるようになる。

“Microsoft アカウント”によるログインは、初期状態で無効。同期機能を有効化するには、まず試験段階の機能(edge://flags)で“MSA sign in”というフラグをONにしてWebブラウザーを再起動する必要がある

 なお、「Azure Active Directory」(ADD)はまだサポートされていないので注意。試験運用中は不具合の発生も予想されるため、データのバックアップも忘れずにとっておきたい。

 そのほかにも、“Dev”チャネルや“Canary”チャネルの「Edge」では拡張機能メニュー“Wikipedia”をフルサポートした“イマーシブ リーダー”数式を解く機能などがテスト中。安定(Stable)版「Edge」と同じ環境で共存させることもできるので、興味のあるユーザーは積極的に試していただきたい。