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「Microsoft Edge」のサイドバー検索機能が強化、選択テキストだけでなく画像も対象に
プレビュー版でテスト中。ただし、検索エンジンは「Bing」固定
2021年5月17日 10:00
「Microsoft Edge」には、選択テキストを「Bing」で検索し、結果をサイドバーに表示する機能（［サイドバーを使い Bing で"……"を検索］コマンド）が備わっており、記事を読んでいてわからない用語や人名、地名などをちょっと調べたいときに便利だ。米Microsoftは5月10日（現地時間）、この機能を画像でも利用できるようにする計画を明らかにした。「Microsoft Edge Insider」で配布されているプレビュー版（Dev/Canary）に順次展開される（v91.0.846.0以降、編集部では未確認）。
現行版の「Edge」には、画像を右クリックして［Web で画像を検索する］コマンドがすでにある。しかし、これは新規タブに切り替えて検索結果を表示する仕組みになっており、記事の閲覧が中断されてしまう。その点、検索結果をサイドバーに表示する方式はタブの切り替えが発生しない分、より手軽に感じられるだろう。
この機能のデメリットは、検索エンジンが「Bing」に固定されてしまう点だ。「Edge」は検索エンジンを「Google」などに変更することが可能で、これは［Web で（選択テキスト）を検索する］［Web で画像を検索する］コマンドにも反映される。しかし、サイドバー検索機能では選択テキスト、画像ともに「Bing」でしか検索できない。
そのほかにも、「Microsoft Edge Insider」では以下の機能がテスト中。プレビュー版の「Edge」は安定（Stable）版「Edge」と同じ環境で共存させることもできるので、気軽に試してみてほしい。