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「Microsoft Edge 91」でUIカラーが気軽に変更できる機能をテスト中

既定のほか14色がプリセット。プロファイルごとに色を変えることも

「Microsoft Edge」の内蔵テーマカラー

 米Microsoftは3月23日(現地時間)、「Microsoft Edge」の内蔵テーマカラーを発表した。同社は新しい「Edge」の誕生1周年を記念して、人気のXboxゲームにちなんだ24種類の専用テーマをリリースしており、新規タブの背景とUIカラーを変更できる。しかし、わざわざ“Microsoft Edge アドオン”からテーマをダウンロードすることなく、UIカラーだけを手軽に変更したいというニーズもあるだろう。内蔵テーマカラーはそれに応えた機能だ。

現行の[外観]設定画面

 「Edge」の内蔵テーマカラーは現在、“Microsoft Edge Insider”でプレビューされている「Edge 91」(Canary/Dev)でテスト可能。設定画面の[外観]セクション(edge://settings/appearance)がアップデートされており、明暗テーマに加え、タイトルバーやアドレスバーといったUIのテーマカラーをカスタマイズできるようになった。

 このUIテーマカラーはプロファイルごとに設定可能。プライベートや仕事など、用途に応じて使い分ければ、自分が今どのプロファイルの「Edge」を利用しているのかが見分けやすくなって便利だ。

 テーマは既定のほか14色がプリセット(内蔵)されており、見本をクリックするとリアルタイムでUIに反映される。“Microsoft Edge アドオン”へのリンクも用意されており、アクセスしてテーマを追加した場合もここにリストアップされる。他のテーマを選択すれば、追加されたテーマは自動で削除される。

 なお、[外観]の設定画面は新規タブページのカスタマイズメニューからもアクセス可能。新規タブページの背景を選んでから、それに合う内蔵テーマを選んでもよいだろう。

[外観]の設定画面は新規タブページのカスタマイズメニューからもアクセス可能

 そのほかにも、“Dev”チャネルや“Canary”チャネルの「Edge」では拡張機能メニュー“Wikipedia”をフルサポートした“イマーシブ リーダー”数式を解く機能などがテスト中。安定(Stable)版「Edge」と同じ環境で共存させることもできるので、興味のあるユーザーは積極的に試していただきたい。