ニュース

「OneDrive」同期アプリ、macOS Sierra/High Sierraのサポートを終了へ

今年後半にはApple M1への対応や新機能も、できればmacOS Big Surへの更新を

同社のアナウンス

 米Microsoftは8月9日(現地時間、以下同)、旧バージョンのmacOSで「OneDrive」同期アプリのサポートを終了すると発表した。2021年9月10日より、「macOS Sierra 10.12」および「macOS High Sierra 10.13」は非対応となる。

 サポートが終了したOSでは、以下のような影響が出る。個人のアカウントだけでなく、ビジネスアカウント(組織や学校)にも影響するので注意したい。

  • 既存の「OneDrive」同期アプリは更新されない。引き続き動作はするがテストは行われないため、不具合も予想される
  • 新規インストールがブロックされる
  • 新たに発見された不具合や問題は調査されず、修正されない

 ちなみに、Appleによるメインラインサポートは「macOS Sierra 10.12」の場合で2019年9月に、「macOS High Sierra 10.13」の場合で2020年11月に打ち切られている。Microsoftは今後、最新3つのバージョンのみをサポートするとしており、「macOS Mojave 10.14」以降へのアップグレードを呼び掛けている。今年後半には、Apple Silicon(M1)搭載デバイスへのネイティブ対応や最新OSでしか利用できない新機能の導入も予定されているので、可能であれば「macOS Big Sur 11.0」へのアップグレードを検討したい。