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「DirectX 12 Ultimate」の4機能すべてを「3DMark」でテストできるように

新しい機能テスト「3DMark Sampler Feedback」を追加

「3DMark」に新しい機能テスト「3DMark Sampler Feedback」が追加

 フィンランドのULは8月25日(現地時間)、「3DMark」に新しい機能テスト「3DMark Sampler Feedback」を追加したと発表した。今回のアップデートにより、「DirectX 12 Ultimate」の4機能すべてを「3DMark」でテストできるようになった。

 次世代ゲーミンググラフィックス「DirectX 12 Ultimate」は、「DirectX 12」にレイトレーシング、メッシュシェーダー、サンプラーフィードバック、可変レートシェーディング(VRS)といった機能を追加したものだ。Windows PCとXbox Series Xのグラフィックスプラットフォームを統一し、ゲームエコシステム全体の拡大を図る。

 今回のアップデートで追加されたテストが対象とする「サンプラーフィードバック」は、テクスチャサンプラーがどのように使用されているかをゲームエンジンが追跡し、フィードバックを得られるようにする仕組み。ゲーム開発者がテクスチャーストリーミングとテクスチャーシェーディングをより効率的に使用するのに役立つ。今回追加された機能テストでは、サンプラーフィードバックのON/OFFを切り替えて、フレームレート(FPS)を比較することが可能だ。

テストの実行
テストの結果

 「3DMark Sampler Feedback」機能テストは有償版の「Advanced Edition」および「Professional Edition」に対する無償アップデートとして提供される。対象ユーザーは、追加コストなしに利用可能だ。

ソフトウェア情報

「3DMark」Basic Edition
【著作権者】
UL LLC
【対応OS】
Windows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.20.7250(21/08/25)