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お気に入りのアプリ・サービスを1つのウィンドウにまとめられる「Rambox」がv2.0.0に

生産性向上に役立つワークステーションオーガナイザーアプリ

「Rambox」v2.0.0

 必要なWebアプリを1カ所に統合するワークスペースアプリ「Rambox」が1月17日(米国時間)、v2.0.0へとアップデートされた。ゼロから再構築されたメジャーバージョンアップとなる。

 「Rambox」は、約700のWebアプリやオンラインサービスを1つのウィンドウに統合できるワークスペースオーガナイザー。業務に必要なアプリを好みにレイアウトしてワークスペースを作成し、それを複数の環境でリアルタイム同期できる。ワークスペースをカラムやタイルに分割したり、入れ子にして階層化することも可能で、生産性の高いレイアウトを追求できるのが特徴だ。また、「Electron」(Chromium)をベースとしており、Windows、Mac、Linuxなど幅広いプラットフォームで利用できるのも大きなメリットといえる。

業務に必要なアプリを好みにレイアウトしてワークスペースを作成
約700のWebアプリやオンラインサービスサービスに対応

 「Rambox」は2016年、オープンソースのベータ版として発表。「Community Edition」として無償で提供されていた。その後、2018年に有料の「Pro」版が別アプリとして追加されたが、v2.0.0ではこの2つが1つのバイナリに統合された。アプリをインストールしてアカウント登録すると「Pro」版を30日間試用でき、その後はサブスクリプション(月額5米ドルなど)や永年ライセンス(144米ドル)を購入して「Pro」版を使い続けるか、無償の「Basic」版に移行するかを選べる。

アプリをインストールしてアカウント登録すると「Pro」版を30日間試用できる
価格と機能比較

 「Rambox」のコア機能はこれまで通り無償で提供されているが、有償版ならば「Google Chrome」の拡張機能、3台までの同時接続、スペルチェッカーなどを追加で利用できる。「Rambox」はワークスペースを複数のPC間でリアルタイム同期してくれるが、ログイン情報までは同期してくれない。そのため、「1Password」などのパスワードを管理する拡張機能が利用できるのは大きなメリットだ。

「Pro」版は「Google Chrome」の拡張機能にも対応

 そのほかにも、本バージョンではデザインがアップデート。テーマやセッション管理、通知センターなどの新機能が導入されたほか、作業に集中するため通知を一時的にカットできるフォーカスモードも拡充された。安定性の向上や、リソース消費量の削減なども行われている。

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ソフトウェア情報

「Rambox」Windows版
【著作権者】
Rambox LLC
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(有償サブスクリプション、永年ライセンスあり)
【バージョン】
2.0.0(21/01/17)