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永遠に無料の商用ディストロ「AlmaLinux OS」が「Microsoft Store」に登場

「CentOS」の代替候補

Linuxディストリビューション「AlmaLinux OS」が「Microsoft Store」からインストールできるように

 Linuxディストリビューション「AlmaLinux OS」が4月1日、「Microsoft Store」からインストールできるようになった。「Oracle Linux」以来の「Windows Subsystem for Linux」(WSL)対応ディストリビューションとなる。

 「AlmaLinux」は、「永久に無料」を謳う商用Linuxディストリビューション。長期的な安定性を重視しており、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)とバイナリレベルで完全な互換性を持つことから、「Oracle Linux」と同様、「CentOS」の後継・代替として注目されている。違いは「コミュニティによる、コミュニティのための」運営が謳われている点だ。

「永久に無料」を謳う商用Linuxディストリビューション「AlmaLinux」

 インストールされた「AlmaLinux」は、Windows 10/11の[スタート]画面から実行可能。最近のバージョンの「Windows Terminal」であれば新規タブメニューに「AlmaLinux」が自動で追加されるので、そこから利用してもよい。