「NHKプラス」が「Firefox」のサポートを“完全”終了へ ～ 5月23日より視聴不可能に

「NHKプラス」が「Firefox」のサポートを完全終了へ

　日本放送協会（NHK）が展開するオンライン番組視聴サービス「NHKプラス」は、5月23日以降に実施予定のアップデートをもって推奨OSを変更する。これに伴い、Windows/macOSでの推奨Webブラウザーが変更され、「Firefox」からの動画が 完全に 再生できなくなる。

　「NHKプラス」は、NHKの地上放送の番組をインターネットで視聴できるようにしたサービス。対応するOSのPC・スマートフォン・タブレットなどで、放送中のNHK総合テレビまたはEテレの番組をリアルタイムで視聴できるほか、放送終了後7日間までの見逃し配信にも対応している。

　「Firefox」での動画視聴に関しては、従来より推奨されていなかったが、5月23日以降に実施予定のアップデートによって「Firefox」上で動画が完全に再生できなくなるという。NHKは推奨環境の確認と「Microsoft Edge」、「Google Chrome」、「Safari」での利用を呼び掛けている。「Ineternet Explorer」での利用はすでにサポートされていない。

　なお、今回実施予定のアップデートでは、スマートフォン・タブレットのアプリ版についても推奨OSが変更される。5月24日以降は、Android 8以上・iOS12以上が推奨されるようになるため、既存のAndroid 6/7、iOS 11を搭載した端末では、アプリの一部機能が利用できないなどの不具合が生じることがあるとのこと。