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「Google Meet」に会話内容を「Google ドキュメント」に文字起こしする新機能

ただし英語のみ

 Googleは10月11日(米国時間)、Google Cloudの年次カンファレンスイベント「Google Cloud Next '22」にて、オンラインビデオ会議サービス「Google Meet」の会話を「Google ドキュメント」にテキストで書き出す新機能を発表した。

 この機能はPCで「Google Meet」を使用しているときのみ利用でき、機能が有効化されていることが参加者に通知される。Meetの会議で書き起こされたファイルは、会議の主催者の「Google ドキュメント」に「Meet Recordings」フォルダーに保存され、後で内容を確認可能だ。

 この機能はデフォルトでONになり、管理者は、この機能をグループ、ドメイン、または組織部門レベルで構成できる。主催者向けの管理機機能がOFFの場合、ドメイン内のエンドユーザーが利用可能。主催者向けの管理機能がONの場合は、会議のホストと共同ホストのみがこの機能を利用できる。

 本機能は英語での利用に限定されているが、2023年にはフランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語へも拡大予定だ。

 本機能は「Google Workspace」の以下のエディションで利用可能。即時リリース、計画的リリースの両ドメインとも10月24日にロールアウトされ、機能の可視化のため15日以上かかる可能性がある。

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Starter
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Education Plus
  • Teaching and Learning upgrade

 なお、Business Standardでは管理者向けの制御機能がない。また、Educationで教師用ライセンスを持つ場合、この機能はデフォルトでONになり、学生ライセンスではデフォルトでOFFになる。