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UIカスタムアプリで「Windows 11 バージョン 22H2」が起動不能になる既知の問題は解決

「ExplorerPatcher」「StartAllBack」側のアップデートを

「Windows release health」におけるアナウンス

 米Microsoftは3月17日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」が起動不能になる既知の問題が解決されたと発表した。原因となっていたサードパーティ製のUIカスタマイズ側のアップデートで対処されたとのこと。

 この問題は、特定の「エクスプローラー」カスタマイズアプリをインストールした環境に2023年2月Cリリース「KB5022913」以降を適用すると、カスタマイズアプリにより「エクスプローラー」(explorer.exe)がループ内で繰り返しエラーを起こすというもの。以下のアプリが影響を受けていた。

 このタイプのアプリは同社が公式にはサポートしていない方法でシェルを拡張していることが多いが、それが「Windows 11 バージョン 22H2」側のアップデートで動作しなくなったようだ。

 「ExplorerPatcher」や「StartAllBack」を利用している場合は、最新版へアップデートしてから「Windows Update」を実施することをお勧めする。とくに先日公開された2023年3月Bリリース「KB5023706」にはセキュリティ関連の修正も含まれており、インストールをスキップすることは推奨されない。