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「Microsoft Word」に文書の拡大・縮小ショートカットキーがようやく導入へ

まずは「Microsoft 365 Insider」でテスト

Microsoft、「Word」にドキュメントの拡大・縮小を行う新しいキーボードショートカットを導入すると発表

 米Microsoftは3月10日(現地時間)、「Microsoft Word」にドキュメントの拡大・縮小を行う新しいキーボードショートカットを導入すると発表した。まずはプレビュープログラム「Microsoft 365 Insider」でテストされる。

 「Word」は誕生から40年を迎える老舗のアプリだが、それゆえに古さを感じさせるところも少なくない。たとえば、最近のアプリならば[Ctrl]+[+]キーでキャンバスを拡大、[Ctrl]+[-]キーで縮小できるのが当たり前だが、「Word」ではそうはならない。

 そこで、以下のショートカットキーが導入されるとのこと。

  • ズームイン:[Ctrl]+[+]キー
  • ズームアウト:[Ctrl]+[-]キー
  • 100%表示に戻す:[Ctrl]+[0]キー
  • マウスによるズーム:[Ctrl]キーを押しながらホイール操作

 この機能は以下のバージョンで利用可能。「Microsoft 365 Insider」に登録すると、製品リリースより前に受け取ることができる。

  • Windows:バージョン16.0.15831.20174およびそれ以降
  • Mac:バージョン16.67.1113.0およびそれ以降

 なお、拡大・縮小のショートカットキー導入に伴い、以下のショートカットキー割り当てが変更・廃止されている。

  • 添字:[Ctrl]+[+]キー[Ctrl]+[Shift]+[+]キー
  • ソフトハイフン:[Ctrl]+[-]キーなし
  • 段落の前に1行追加・削除:[Ctrl]+[0]キーなし