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「Meta Quest 3」がついに正式発表。128GB・74,800円で今秋発売へ
「Quest 2」比で40％スリム化、2倍以上のグラフィックス性能を実現
2023年6月2日 08:43
米Metaは6月1日（現地時間、以下同）、次世代VR・MRヘッドセット「Meta Quest 3」を発表した。ローンチは日本を含む、現在Meta Questをサポートしているすべての国と地域で今秋を予定。価格は128GBモデルで74,800円となり、さらに大きなストレージモデルも提供される予定だ。
「Meta Quest 3」は、いままでで最も解像度の高いディスプレイとパンケーキレンズを組み合わせ、Qualcomm Technologies社と共同で開発した次世代Snapdragonチップセットを初めて搭載。このSnapdragonチップセットは、現行モデル「Meta Quest 2」で採用されている前世代SnapdragonのGPUに比べて、2倍以上のグラフィックス性能が実現されるとのことだ。なお、チップセットの詳細については今年後半に発表予定。
ヘッドセット本体は「Meta Quest 2」と比較して40％スリムになっており、より洗練された快適なヘッドセットに。「Meta Quest Pro」でVR・MRデバイスとしては初めて搭載された外向きの高解像度カメラを採用し、2つの4メガピクセルのRGBカラーカメラ、プレイエリアをより正確に表現する深度センサー、「Meta Quest 2」と比較して10倍以上の画素数のパススルーなど、さらに一歩踏み込んだ機能も採用されている。
また「Meta Quest 3」の「Touch Plusコントローラー」は、人間工学に基づき、より簡素化された形状へとデザインが刷新される。トラッキング技術の進歩により、外側のトラッキングリングがなくなり、コントローラーを手の延長のように自然に、そしてスペースを取らずに使用できるようになるのもポイントだ。
そして、コントローラーには「TruTouchハプティクス」を採用し、リアルな感覚を味わえるようにもなる。「Meta Quest Touch Proコントローラー」を使用することも可能だ。自分自身の手だけでバーチャルオブジェクトを操作できるダイレクトタッチを使えば、コントローラーがなくても操作ができる。
さらに「Meta Quest 3」は、500以上のVRゲームやアプリからなる「Meta Quest 2」のコンテンツカタログと後方互換性を持つ。
なお、「Meta Quest 3」の詳細・追加情報については、9月27日に開催される開発者向け年次カンファレンス「Meta Connect」にて発表予定となっている。
