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Windows 10/11にプレビューパッチ、「Windows 11 バージョン 22H2」で大量の機能追加【6月30日更新】
2023年7月の「Windows Update」で配信される改善を先行体験
2023年6月28日 09:50
米Microsoftは6月27日(現地時間)、Windows 10/11の2023年6月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。
今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、適用は必須ではない。
- Windows 11 バージョン 22H2:KB5027303
- Windows 11 バージョン 21H2:KB5027292(6月28日公開)
- Windows 10 バージョン 22H2:KB5027293
「Windows 11 バージョン 22H2」における主な新機能は、以下の通り。
- 一部の簡体字中国語フォントと「Microsoft Pinyin Input Method Editor」(IME)が「GB18030-2022」に対応
- [スタート]画面で「Microsoft アカウント」通知バッジの展開を拡大
- 「エクスプローラー」でローカルファイルの共有が改善。「Microsoft Outlook」連絡先へすばやくメール共有できる
- タスクトレイのネットワークアイコンにVPN接続を示す「盾」アイコンを追加
- タスクトレイの時計に秒まで表示するオプション
Release Previewチャネルでテストされていた「Windows 11 2022 Update」3度目の大型更新が一般環境に展開されるようだ。
なお、前述の通りこのパッチの適用は必須ではない。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けで、勝手にインストールされることはないので安心してほしい。既存の不具合に悩まされている人にとっても試す価値はあるが、一般のユーザーは来月の「Windows Update」を待っても問題はない。
[2023年6月30日編集部追記] 6月28日付でWindows 11 バージョン 21H2向けの2023年6月非セキュリティプレビュー更新プログラムが公開されたため、該当部分を更新しました。