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「Notion」の対抗馬「Microsoft Loop」が商用顧客向けに一般提供開始

目次の挿入やMarkdownコピー&ペースト、「Excel」へのエクスポートなどにも対応

Microsoft、「Microsoft Loop」を商用顧客向けに一般公開

 米Microsoftは11月15日(日本時間)、「Microsoft Loop」を商用顧客向けに一般公開した。Web(loop.microsoft.com)とモバイル(iOS/Android)で利用できる。

 「Microsoft Loop」は、「Notion」の対抗馬と目されているコラボレーションアプリ。2023年3月からパブリックプレビューされていたが、ようやく正式版として利用できるようになった(一般向けはまだプレビュー)。

情報の断片化を防ぎつつ、さまざまな「Microsoft 365」アプリで活用できるようにした「Loop」

 「Loop」アプリを利用すれば、見出しや表、リスト、テーブル、書式付きテキストを用いてページを作成し、それを階層管理できる。「@メンション」などを通じて他のメンバーを招待し、共同編集しながらアイデアや情報をまとめたり、共有することも可能。さらにページやその一部を「コンポーネント」化し、他の「Microsoft 365」アプリでも再利用・同期できる仕組みになっており、どこからでも情報に接することができるのに、情報が散らばってしまうことがない。

 今回の一般提供にあたっては、以下の新機能が導入された。

  • 目次:ページの見出しを一覧可能。特定のセクションにすばやく移動できる
  • Markdownコピー&ペースト:WikiやMarkdownエディターからMarkdownテキストをコピーし、「Loop」にペーストすると書式が反映される
  • ページの複製:ページのコピーを作成し、コンテンツを再利用できる
  • 「Excel」へのエクスポート:表形式のコンテンツを「Excel」で詳細に分析できる
  • 「Planner」コンポーネント:「Planner」で管理しているタスクを「Loop」と同期

 プレビュー期間中にはソースコードの埋め込みなどへの対応や、連携可能アプリの拡充も図られている。

 「Loop」アプリの完全な機能は、以下の「Microsoft 365」プランで利用可能。

  • Microsoft 365 Business Standard
  • Microsoft 365 Business Premium
  • Microsoft 365 E3
  • Microsoft 365 E5

 「Microsoft 365 Business」のBasicプランや「Office 365」のE3/E5プランでは新規ワークスペースの作成、メンバーの追加・削除といった機能が制限されるが、移行の猶予として2024年初頭まではすべての機能にアクセスできる。

 また、「Loop」アプリで作成されたワークスペースとページはプレビュー中、ストレージクォータにカウントされていなかったが、今後は組織の「SharePoint」ストレージを消費するようになるので注意したい。