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「ChromeOS Flex」で一部デバイスのBluetooth対応が終了 ~スタックの置き換えで

「ChromeOS 122」から。サポート終了デバイスにも注意

同社のリリース

 「ChromeOS Flex」ではBluetoothスタックのアップグレードが計画されており、「ChromeOS 122」で「Floss」(Fluorideとも、Androidでも用いられている)に置き換えられる。その影響で一部のデバイスでBluetoothがサポートされなくなるとのこと。以下のデバイスで「ChromeOS Flex」を利用している場合は注意が必要だ。

  • HP Probook 4530s
  • Lenovo ThinkPad T420
  • HP Elitebook 8460p
  • Apple iMac 11,2
  • Lenovo ThinkPad x220
  • Dell Vostro 3550
  • HP 3115m
  • HP Elitebook 2560p
  • HP ProBook 6465b
  • Lenovo ThinkPad L420

 これらのデバイスで引き続きBluetooth機器を利用したい場合は、LTSチャネルへの移行が推奨されている。2024年10月まで、既存のBluetoothスタックが利用可能だ。

 そのほかにも、以下のデバイスで2024年1月1日以降、「ChromeOS Flex」のサポートが打ち切られている。

  • HP Compaq 6005 Pro
  • HP Compaq Elite 8100
  • Lenovo ThinkCentre M77
  • HP ProBook 6550b
  • HP 630
  • Dell OptiPlex 980

 アップデートの配布は引き続き行われるが、テストなどは行われなくなるため、新しい機能が利用できなかったり、今まで使えていた機能が利用できなくなる可能性がある点には注意したい。「Chrome OS Flex」は古くなったWindows端末やMacデバイスを活用する方法として注目されているが、永遠に利用できるわけではない。「Chrome OS Flex」が利用できるデバイスに関しては、認定モデルリストを参照のこと。

認定モデルリスト