ニュース

「Node.js」にセキュリティアップデート ~サポート終了の旧版にもCVE番号が付番開始

v23.6.1/v22.13.1/v20.18.2/v18.20.6へのアップデートを

「Node.js」v20.12.1などがリリース

 「Node.js」のセキュリティアップデートが、1月21日にリリースされた。以下のバージョンへのアップデートが推奨されている。

 今回のリリースでは、「undici」ライブラリが公開済みの脆弱性を修正したバージョンへアップデートされた。加えて、以下の「Node.js」固有のセキュリティ修正が実施されている(括弧内は深刻度)。

  • CVE-2025-23083:Worker permission bypass via InternalWorker leak in diagnostics(High)
  • CVE-2025-23084:Path traversal by drive name in Windows environment(Medium)
  • CVE-2025-23085:GOAWAY HTTP/2 frames cause memory leak outside heap(Medium)

 加えて、以前アナウンスされた通り、ライフサイクルを終えた(EOL、End-of-Life)バージョンに対しCVE番号が付番されている。サポートが終了しているバージョンを使い続けるのは、セキュリティ上のリスクが大きい。できるだけ早めに後継バージョンへ移行したい。

  • CVE-2025-23087:Node.js v17.x 以前
  • CVE-2025-23088:Node.js v19.x
  • CVE-2025-23089:Node.js v21.x