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PCでAndroidを操作する無料アプリ「scrcpy」が機能強化、「Android 16」にもさっそく対応

仮想ディスプレイをキーボード・マウスで操作可能に

「scrcpy」v3.3

 Android端末をPCへミラーリングするツール「scrcpy」が6月12日(日本時間)、v3.3へとアップデートされた。先日一般公開された「Android 16」へさっそく対応したとのこと。

 「scrcpy」は、USB/Wi-Fi接続されたAndroid端末の画面をPCで表示(ミラーリング)・操作できるようにするコマンドラインツール。名前(screen copy)の通り、リリース当初はAndroid端末の画面をミラーリングするためのツールだったが、遠隔操作や録画、配信などにも対応する。対応OSはWindows/Mac/Linuxで、ライセンスは「Apache License 2.0」。現在、「GitHub」のプロジェクトページや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。

 最新版のv3.3では、「Android 16」をサポート。「Android 16」で壊れていたオーディオキャプチャーも再び修正されているとのこと。また、UHIDデバイスを仮想ディスプレイに関連付けできるようになっており、マウスやキーボードでの操作が可能となっている。

ソフトウェア情報

「scrcpy」
【著作権者】
Genymobile
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.3(25/06/12)