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フォルダ同期ソフト「Windows Live Mesh」が2013年2月13日にサービスを終了

オンラインストレージ「SkyDrive」への移行を

 米Microsoft Corporationは13日(現地時間)、フォルダ同期ソフト「Windows Live Mesh」のサービスを2013年2月13日に終了すると発表した。

 「Windows Live Mesh」は、同じ“Windows Live ID”で紐づけた複数のPCで、インターネット越しにフォルダを同期できるソフト。リモートデスクトップ機能も備えている。2008年からベータ版としてサービスの提供が開始され(当時の名称は「Windows Live Sync」)、2010年に「Windows Live Essentials 2011」の一部として正式にリリースされた。

 しかし、その後継バージョン「Windows Essential 2012」には「Windows Live Mesh」が含まれず、代わりにオンラインストレージサービス“SkyDrive”のクライアントソフト「SkyDrive」が事実上の後継ソフトとして収録されていた。「Windows Live Mesh」がインストールされた環境で「SkyDrive」をインストールすると、「Windows Live Mesh」はアンインストールされてしまう。

 同社によると、「Windows Live Mesh」のアクティブユーザーは一時期数百万人に達していたが、現在では25,000人以下であるとのこと。このことから、同社は大部分のユーザーがすでに「SkyDrive」への移行を完了したと判断、今回のサービス終了のアナウンスに至ったようだ。

 同社では、リモートPCのファイルへアクセスする機能は「SkyDrive」でも利用することが可能。また、リモートデスクトップ接続には標準の「リモート デスクトップ接続」や、「LogMeIn Pro」をはじめとするサードパーティー製ソフトを利用するように案内している。

「SkyDrive」でリモートPCのファイルへアクセス

(柳 英俊)