Windows Insider Preview

アンインストール画面から削除不可なアプリを分離した「設定」アプリがテスト中【10月27日追記】

Windows 11 Insider Preview Build 25967(Canary)以降で。Betaチャネルでもリリース

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

「設定」アプリの[インストールされているアプリ]ページ。[Windows]+[X]メニューからもアクセス可能

 Windows 10以降、アンインストールといったアプリの管理は「設定」アプリの[アプリ]-[アプリと機能]ページで行うようになっています。「Windows 11 2022 Update」ではこれがさらに改善され、[アプリと機能]ページは[インストールされているアプリ]と[アプリの詳細設定]の2つに分割されました。不要なアプリを削除したい場合は、[インストールされているアプリ]ページにアクセスすればいいわけです。[スタート]ボタンの右クリックメニュー([Windows]+[X]キー)からも簡単にアクセスできるようになっています。

 しかし、このアプリリストにはシステムコンポーネントも混じっています。システムコンポーネントはOSに深く統合されており、アンインストールが容易でないため、別の場所で管理したほうがよさそうです。

 そこで、Canaryチャネルの「Windows 11」では、「設定」アプリに[システム]-[システム コンポーネント]ページを新設。ここでシステムコンポーネントを一覧できるようにするテストが実施中です。

「設定」アプリの[インストールされているアプリ]ページ。[Windows]+[X]メニューからもアクセス可能

 現在、以下のアプリがシステムコンポーネントとして扱われています。いずれも「ストア」アプリを介してアップデートされますが、アンインストールは原則行えません。

  • 問い合わせ(Get Help)
  • ストア(Microsoft Store)
  • スマートフォン連携(Phone Link)
  • ヒント(Tips)
  • Windows セキュリティ(Windows Security)
  • Xbox Game Bar

[2023年10月27日編集部追記] 10月26日、「設定」アプリの[システム]に[システム コンポーネント]ページを追加した「Windows 11 Insider Preview」Build 22635.2552が、Betaチャネルにリリースされた。