Windows Insider Preview
Windows 11の「アカウント マネージャー」がちょっと改善 ~スタート画面のアカウントパネル
注意や特典の案内が煩わしい場合は、オプションの無効化を
2024年10月22日 11:05
このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。
「アカウント マネージャー」 は、Windows 11の[スタート]画面左下にあるユーザーアイコンをクリックすると現れるパネルで、「Microsoft アカウント」でOSへサインインしている場合に、購読中のMicrosoftサービスに関する情報を簡単にチェックできる。
- Microsoft 365
- Xbox Game Pass
- クラウドストレージ(OneDrive)
より詳細な情報をチェックしたい場合は、それぞれの項目をクリックすればよい。たとえば「Microsoft 365」の場合、「www.microsoft365.com」へ簡単にジャンプ可能。「クラウドストレージ」ならば、[アカウント]設定ページを開いてストレージの利用状況を確認できる。
しかし、新しい「アカウント マネージャー」パネルには一見、これまであった[サインアウト]コマンドがみあたらない。パネル右上のメニュー([…]アイコン)を開けばアクセスできるが、「アカウント マネージャー」が導入される以前のシンプルなアカウントメニューと比べるとひと手間多くかかり、不評だったようだ。今のところ[…]メニューには[サインアウト]コマンドしかなく、わざわざワンアクション挟まなければならない理由もない。
そこで、[…]メニューは廃され、直接[サインアウト]コマンドへアクセスできるようになった。この変更は「Windows 11 Insider Preview」Build 22635.4145でBetaチャネルに展開中(Canary/Devにも展開済み)。いずれ製品版ビルドにも導入されるはずだ。
なお、「アカウント マネージャー」にはプロファイルやサインインに関する注意や特典が案内されることがある。これが煩わしい場合は、[個人用設定]-[スタート]設定ページでオプションを無効化するとよい。Microsoftが必要と認めた場合を除き、大半の通知が無効化される。