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【Excel】大きな表でドラッグやスクロールを繰り返すと手が疲れる!エクセルで大きな表を扱うときに役立つテク3選

大きな表でドラッグやスクロールを繰り返すのはつらい!

 大きな表で作業をしているときに、1画面に収まりきらないセル範囲をドラッグして選択したり、画面をスクロールして表の上から下まで移動したりするのは結構煩わしい作業ですよね。マウスを握る手や指に力が入ってしまい、腱鞘炎になりかけているという人もいるのではないでしょうか。

 今回は、大きな表を扱う際に役立つテクニック3つを紹介します。

テクニック1:オートフィルとダブルクリックを組み合わせて連続データを瞬時に入力

 連続するデータを入力する際に、「オートフィル」機能を使用して自動入力をしている人は多いと思います。この「オートフィル」とダブルクリックを組み合わせると、連続データを瞬時に入力できることを知っていますか。

 会員名簿のA列に1から順に番号を振る例を見てみましょう。A列の先頭のセル(セルA3)に「1」と入力します。セルA3を選択した状態でマウスポインターをセルの右下に合わせると、マウスポインターの形が変わりますね(①)。ここでダブルクリックをします(②)。

 A列のすべてのセルに一瞬で「1」という値がコピーされました(③)。

 画面を下までスクロールして、表の最終行のセルにも値がコピーされていることを確認し、[オートフィルオプション]ボタン(④)をクリックして[連続データ](⑤)を選択します。

 連番が自動的に入力されました(⑥)。画面には表示されていませんが、表の最終行のセルまで連番が入力されています。

 オートフィルというと、先頭のセルに値を入力したあとドラッグしてコピーするという方法もありますが、今回の例のように行数が多い表では、表の一番下までドラッグするのは大変ですよね。気を抜いてマウス操作を誤り、とんでもなく下のほうまでドラッグしてしまった経験はありませんか。このテクニックを使えば、苦労して表の下までドラッグしなくても、簡単に連番を入力できます(ただし、このテクニックが使えるのは、隣接したセル(列)に値が入力されている場合と、縦方向にコピーする場合に限ります)。

テクニック2:[Shift]キーとクリックで目的のセル範囲を一気に選択

 大きな表で特定のセル範囲をドラッグして選択するのは、案外大変です。マウス操作を誤ると、対象のセル以外の範囲まで選択してしまい、イライラすることもあります。そこで、大きな表で特定のセル範囲をドラッグして選択するときは、[Shift]キー+クリックを使うことをお勧めします。

 先ほどと同じ会員名簿の例で、セル範囲B3:H11を選択してみましょう。選択したいセル範囲の最初のセル(B3)をクリックして選択します(①)。そして[Shift]キーを押しながら、最後のセル(H11)をクリックします(②)。

 すると、セル範囲B3:H11が瞬時に選択されました(③)。

 選択したいセル範囲の最初のセル(B3)と最後のセル(H11)をクリックするだけで([Shift]キーを押す必要はありますが)、セル範囲が選択できましたね。

 今回の例では、あまりありがたみは感じないかもしれませんが、大きな表のずっと下のほうまでドラッグして、セル範囲を選択しなくてはならないような場合は、便利に使えると思いますよ。

テクニック3:[Ctrl]+[Home]キーで表の先頭に戻る

 最後に紹介するテクニックは、大きな表のどこで作業をしていても一発で表の先頭に戻るワザです。

 会員名簿の最後のセル(①)の入力が完了したので、シートの先頭に戻りたいという場合を考えてみましょう。このような際は、[Ctrl]+[Home]キーを押します(②)。

 すると、セルA1に即座に戻ることができました(③)。

 シートでの作業中に、シートの先頭部分を参照する頻度は比較的高いと思います。大きな表を扱っている場合、画面をスクロールして上まで移動する代わりに、[Ctrl]+[Home]キーを押して瞬時に移動してみてはどうでしょうか。

ドラッグやスクロールなしでスムーズに操作する

 今回は、大きな表を扱う際に役立つテクニック3つを紹介しました。

 大きな表では、セル範囲をドラッグしたり、画面をスクロールしたりしているだけで、疲れてしまうことがありますよね。今回紹介した3つのテクニックを使いこなして、あなたの右手を少し休ませてあげてくださいね!

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