いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】誤変換しても再入力無用! 再変換機能でリカバー効率をアップ

マウス操作とキーボード操作をマスターすればいつでもすぐ使える

確定後の文字も「再変換」できます

[Backspace]キーの連打より「再変換」が便利

 表に入力するデータを誤変換して確定してしまうことがありますよね。再入力するために[F2]キーを押してセルを編集状態にする→該当の文字列を[Backspace]キーを押して消去する→入力し直すといったステップを踏んでいませんか? 地味に手間がかかります。

誤変換してしまったデータを修正する際、[F2]キーを押して[Backspace]キーを押すことが多いですよね。
入力し直して変換していませんか?

 再入力が必要な場合は「再変換」したほうがスムーズです。

 今回紹介するテクニックは、Excelに限らず、WordやPowerPointでも利用可能。一度覚えてしまえば幅広い場面で活用できますよ。

ダブルクリック&右クリックから再変換する

 セルを編集状態に切り替える時に[F2]キーを押すことが多いですが、ここではあえてダブルクリックします。そして右クリックからの[再変換]が便利です。

セルをダブルクリックして(①)編集状態に切り替えます。カーソル(②)が表示されたことを確認します
カーソル位置で右クリックして(③)、[再変換](④)を選択します
表示された変換する項目(⑤)を選択します
再変換できました。[Enter]キーを押すと確定できます

キーボード操作で再変換する

 キーボードでの操作中なら、変換候補を表示する時に[変換]キーを押します。[F2]キーを押してセルを編集状態に切り替えて[変換]キーです。

[F2]キーでセルを編集状態に切り替えた後、[変換]キーを押しても構いません

 また、右クリックメニューを表示する[Shift]+[F10]キーを押して、[V]キー(再変換)と操作することも可能です。

[Shift]+[F10]キーを押すと、右クリックメニューを表示できます
[V]キーを押す(⑥)と、[再変換](⑦)が実行されます

再変換で再入力の手間を減らそう

 日本語は、読み仮名を入力、漢字変換、確定のステップで入力します。慣れている操作ですが、くり返すと結構な時間を消費します。省力化のために再変換操作を試してみる価値はあるのではないでしょうか。