いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】余計なシートの共有は情報漏洩の元! 特定のシートを新規ファイルにするテク

特定のシートを取り出して、新しいファイルとして保存するには?

コピー&ペーストの必要なし!

 複数のワークシートを含むファイルから、特定のシートだけを取り出したいことがありませんか? ファイルの共有時に余計な情報を知られたくないケースや、新規ファイルを作成する際に過去のデータを流用するようなケースです。

 ファイル自体をコピーしてから不要なワークシートを削除したり、必要なセル範囲をコピペしたりする方法もありますが、[移動またはコピー]の機能が便利です。

「集計」のワークシートだけを新しいファイルとして保存したい場合、“コピペ”は不要です

 利用頻度が高い割に、あまり知られていないテクニックだと思います。さっそく使ってみましょう。

[移動またはコピー]ダイアログボックスを利用する

 既存のワークシートをコピーする場合、[移動またはコピー]ダイアログボックスを利用すると、操作間違いが少なくなります。特に複数のシートを操作する時はおすすめです。

 [移動またはコピー]ダイアログボックスの[移動先ブック名]には、操作中のファイル名が表示されますが、実は新規ファイルとして[(新しいブック)]の選択が可能。コピーと同時に、新しいファイル(新しいブック)が作成されます。

コピーしたいワークシートを[Ctrl]キーを押しながらクリックして選択します(①)
シート名を右クリック(②)して[移動またはコピー](③)をクリックします
[移動またはコピー]ダイアログボックスが表示されます。[移動先ブック名]には操作中のファイル名が表示されています。[∨](④)をクリックします
[(新しいブック)](⑤)を選択します。[コピーを作成する](⑥)にチェックを付けて[OK](⑦)をクリックします
選択したワークシート(⑧)が新しいファイルにコピーされました

 あとは名前を付けて保存するだけです。元のファイルは閉じてしまって構いません。なお、[移動またはコピー]ダイアログボックスの[コピーを作成する]のチェックを付け忘れてしまった場合は、ワークシートの“移動”になります。

既存のファイルへのコピーにも便利

 [移動またはコピー]ダイアログボックスは、操作中のワークシートを既存のファイルにコピーする場合にも使えます。[移動先ブック名]に開いているファイル名が一覧表示されるので、コピー先のファイル名を選択して、挿入先を指定します。

ワークシートのコピー先ファイルを開いた状態で[移動またはコピー]ダイアログボックスを呼び出すと、[移動先ブック名]には表示中のファイル名が表示されます(⑨)
[挿入先](⑩)を選択して、[コピーを作成する](⑪)にチェックを付けて[OK](⑫)をクリックします

ドラッグ操作よりも速くて正確

 [Ctrl]キーを押しながらドラッグしてワークシートをコピーすることもできますが、ファイル間では操作ミスが起こりがちです。新規ファイルの作成にも使える[移動またはコピー]ダイアログボックスをぜひ使ってみてください。