いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】ワンランク上のフィルター術! フィルターでワースト3や色付きデータを抽出

表やグラフをきれいに配置する時に使えるテクニックです

並べ替えてから、1,2,3……と数える必要なし

 エクセルではフィルターを使って表のデータを並べ替えたり、「売上○○以上」「商品名が○○」という絞り込みをしたりしますよね。フィルターボタンをクリックして表示されたメニューから、必要なデータにチェックを付けてフィルターする使い方も一般的です。

 しかし、意外と使われていないのが“○○フィルター”です。列のデータによってメニューの表示が切り替わり、商品名などの文字データが入力された列は[テキストフィルター]、日付列は[日付フィルター]、数値の列は[数値フィルター]となります。

データによって切り替わる“○○フィルター”を使っていますか?

 エクセルに慣れている人は普通に使っている機能ですが、気付かずにいると結構な時間を無駄にしてしまいます。例えば、上位・下位のデータを抽出するために、並べ替えて数えたりしていませんか? 今回は、フィルターのひとつ上の使い方を紹介します。

[トップテン]はトップ10以外も抽出できる

 [数値フィルター]は利用する機会が多いでしょう。設定できるフィルターは項目名の通りですが[トップテン]には惑わされることがあります。実は“ワースト○”の抽出も可能。実際に操作してみましょう。

フィルターボタン(①)をクリックして、[数値フィルター](②)-[トップテン](③)の順に選択します
[下位](④)を選択して、抽出するデータの数を指定します(⑤)。なお、[項目]を[パーセント]に切り替えて「下位10%」のような抽出も可能です。[OK](⑥)をクリックします
売上下位3つのデータを抽出できました

 [数値フィルター]を解除する場合は、もう一度フィルターボタンをクリックして、[○○からフィルターをクリア]の項目を選択します。解除の方法は[日付フィルター]や[テキストフィルター]も同様です。

フィルターを解除するには、フィルターボタン(⑦)をクリックして[○○からフィルターをクリア](⑧)をクリックします

以上・以下などの条件はダイアログボックスで変更できる

 以上・以下などの条件で絞り込む場合も[数値フィルター]を使いますが、実は、等しい・等しくない、より大きい・小さい、以上・以下といった、範囲内の項目はどれを選んでも、[カスタムオートフィルター]ダイアログボックスで変更可能です。

フィルターボタン(⑨)をクリックして、[数値フィルター](⑩)-[指定の値以上](⑪)の順に選択します
[カスタムオートフィルター]ダイアログボックスが表示されます。ここでは[以上](⑫)が選択されていますが、変更することも可能です。条件の値を入力します(⑬)。[OK](⑭)をクリックします
売上が「50000」以上のデータが抽出されました

書式を設定済みなら[色フィルター]が便利

 何らかの意図によって、セルの背景色やフォントの色を設定してあることがありますよね。[色フィルター]を使ってみましょう。ここでは赤文字にした販売終了予定の商品に絞り込んでみます。

販売終了予定の商品は赤文字に設定してあります
フィルターボタン(⑮)をクリックして[色フィルター](⑯)を選択し、色(⑰)を選択します
フォントの色が赤のデータが抽出されました

「○から始まる」「○で終わる」のデータを[テキストフィルター]を使う

 [テキストフィルター]は規則性のあるデータから、あいまいな条件を指定したい時に便利です。任意の言葉と等しい・等しくない、始まる・終わる、始まらない・終わらない、含む・含まないといった条件を指定可能です。

フィルターボタン(⑱)をクリックして、[テキストフィルター](⑲)-[指定の値で始まる](⑳)の順に選択します
[カスタムオートフィルター]ダイアログボックスが表示されます。[で始まる](㉑)を変更することもできます。条件の文字を入力します(㉒)。[OK](㉓)をクリックします
「G」から始まるデータが抽出されました

条件の組み合わせも可能

 [カスタムオートフィルター]ダイアログボックスを使えば、柔軟な条件指定が可能です。[AND]や[OR]で2つの条件を組み合わせることもできます。ぜひ活用してください。