いまさら聞けないWindows 10のTips
第178回“閲覧履歴消して、検索履歴消さず”それが命取り
2017年10月27日 06:10
度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。
「Microsoft Edge」の“閲覧履歴”と“検索履歴”を削除する方法
過去の履歴というのは、普段はとても便利なものです。有用なWebページをお気に入りなどに登録する前に間違って閉じてしまっても、閲覧履歴から簡単に再表示することができます。
しかし、この閲覧履歴は、言わば自分自身の行動の履歴ですから、ちょっと気が緩んでいたり、理性を失っている時など、非常にごく希に、とても人に知られてはならないようなWebページを閲覧してしまっていることがあります。
こうした“負の遺産”は、閲覧履歴を消去することで、なかったことにできます。他の履歴も削除されるので利便性も失われますが、何ものにも代えがたい時もあるでしょう。
しかしながら、これだけで安心してはいけません。
Windows 10のEdgeには、“Bing”で検索した履歴がクラウドに保存されており、アドレスバーなどから検索する時に、過去の履歴として表示されてしまうことがあります。こうした証拠も、忘れずにきちんと削除しておくのがプロの仕事というものです。
Bingの履歴を削除するための手順は、少し煩雑なのですが、やるだけの価値はあるので、消したい過去がある人は、しっかりと作業しておきましょう。