やじうまの杜
登場から早や20年、いまだに話題となるデスクトップマスコット「伺か」ってなに?
今も作り続けられるゴーストとシェルが人気の秘訣
2022年4月20日 06:55
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
20年前からあるWindows向けのデスクトップキャラクターアプリ「伺か」(うかがか)が、「Twitter」でちょっと話題になっているようです。それにしても息の長いジャンルですね!
Twitterで伺かって
— がいざ〜ん (@ryoch123c)April 10, 2022
ソフト見つけたんだけどこれすごい
デスクトップ上にキャラクターが表示されて、勝手に喋り始める笑
2002年からこんなのあったのね
しかもまだまだ更新中で新キャラも沢山おる!pic.twitter.com/IR2MamQLm0
長い歴史を誇るデスクトップマスコット「伺か」
ここで「伺か」と呼ばれているのはデスクトップマスコットアプリの一種で、「偽春菜」「任意」「何か」という名前でも知られています。2人1組のマスコット(3人のときもあり)が漫才のような掛け合いをする様子は見ているだけでかわいらしく、パソコン作業に疲れたときの一服の清涼剤になります。キャラクターにマウスで「いたずら」をして、反応を楽しむのもアリです。
「伺か」系のデスクトップマスコットアプリは、以下の3つの要素から成り立っています。
- ベースウェア:マスコットを動かすためのソフト。いくつかありますがすでに更新を終えているものが多く、現在は「SSP」というアプリが主流です
- ゴースト(Ghost):マスコットの人格や語彙。ベースウェアとのやり取りも行う
- シェル(Shell):マスコットの外観。立ち絵とも呼ばれ、アニメーションもする
ちょっと難しく感じますが、初期導入のために用意されている「SSP」のフルセット版ならば、
- ベースウェア「SSP」
- ゴースト「Emily」
- シェル「Phase 4.5」
をまとめて導入可能です。ゴーストには通常シェルが含まれているようですので、ゴースト≒キャラクターと考えてもいいでしょう。慣れてきたらシェルだけ旧バージョンの「Phase 4」「Phase 3」に入れ替えたり、コミュニティで開発されている他のゴーストに切り替えて、異なる人格を楽しんだりしてみましょう。
「SSP」のセットアップ方法
「SSP」は現在、「独立伺か研究施設 ばぐとら研究所」のWebサイトからダウンロード可能。初めての場合はZIPパッケージではない方のフルセット版(Complete Install Package)を利用するとよいでしょう。
「一般的にダウンロードされていません」というメッセージが現れてダウンロードがブロックされる場合は、以下の記事を参照して、自己責任でブロックを解除してください。
実行ファイル(ssp_***.exe)は自己解凍書庫になっており、ダブルクリックすると指定したパスにファイル一式を解凍できます。今回は「C:¥(ユーザー名)¥SSP」というフォルダーを作成し、内容を展開しました。「ssp.exe」を起動すると、「ゴースト」が現れるはずです。
「SSP」の機能は豊富なので本稿では説明しきれませんが、まずはニヤニヤと眺めて楽しむとよいでしょう。慣れてきたらゴーストをクリックしてみたり、メールやRSS機能を使ってみてください。
ソフトウェア情報
- 「SSP」
- 【著作権者】
- SSP BUGTRAQ
- 【対応OS】
- Windows 98/2000以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.5.90(22/04/17)