やじうまの杜
あっちこっち角丸! 「Microsoft Edge」でもデザインのアップデートが進行中
納得の部分もあれば、違和感がぬぐえないところも
2023年4月20日 16:32
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
先日、「Google Chrome」でもユーザーインターフェイスの刷新が計画中であることをお伝えしましたが、「Microsoft Edge」でも軌を一にしてデザインのアップデートが企図されているようです。「Microsoft Edge Insider」ビルドで一足先に体験することができます。
今回はDev版「Edge 114」と現行の「Edge 112」を比較して、ザックリとその内容を確かめてみようと思います。
まず気が付くのは、 全体的に角がとれて丸く なったことでしょうか。旧来のデザインではウィンドウやタブの上辺だけ角がとれていたのですが、それがWebページの表示領域(Windows 11のみ)やタブの下辺にまで拡大されています。
これに伴い、 タブバーのデザインが大きく変わり ました。従来はアクティブでないタブをグレーにし、タブバーへ溶け込ませることでフォーカスをもたないことを表現していましたが、新しいデザインではタブバーと呼ぶべきものがなく、ウィンドウ領域との境界がありません。アクティブなタブは輪郭をもつボタンのように表現されています。ちょっと「Firefox」に近くなったでしょうか。
最後に、ツールバーにあった プロファイルアイコンが画面左上に移動 しました。ツールバーにプロファイルアイコンを置くのは「Google Chrome」からそのまま継承したのだと思いますが、最近は[…]メニューに加え「Bing」アイコンまで追加されたため、存在感が薄くなっています。画面左上に移動させることでプロファイルアイコンが目立ち、「今どのプロファイルで開いているのか」がわかりやすくなりました。
個人的には、Webページの表示領域まで角丸になってしまうのは賛否が分かれるところではないかと感じます。「Webページは四角いもの」という思い込みがあるせいか、違和感がすごいですね。
タブバーに関しても、せっかく「エクスプローラー」や「メモ帳」がタブ化して、現行の「Edge」にデザインが近づいてきたところを、また変えてしまうのかという印象と持ちました。
皆さんはどんな感想を抱きましたか? ぜひ教えてください。