やじうまの杜

ゆる優しいSNS「タイッツー」がAndroid版アプリをリリース! 3位にランクイン

生成AI学習のクローラーを全拒否しているSNSがついにスマホでも楽しめるように

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GooglePlayに登場した「タイッツー」

 ユーザーに優しいSNS「タイッツー」が10月3日、Android版アプリをリリースしました。対応環境はAndroid 12以降で、「Google Play」からインストールできます。iOS版は開発中とのこと。リリース後さっそく、「Google Play」の『ソーシャルネットワーク』カテゴリのランキングで3位にランクインしました。

 今までWeb版のみでしたが、待望のスマホアプリ版となります。メリットとしては、Web版ではページ遷移が新規タブで開いてしまいますが、スマホアプリ版ではタブを量産しない点です。

Android版「タイッツー」のタイムライン

 そもそも「タイッツー」とは、hoku氏という個人開発者によって生み出されたSNSで、当時の旧Twitterの改変に対抗する形で1日で作り上げられました。『スパムをブロックしても機能制限されません!!!』、『有料APIの機能削除を事前告知なく行いません!!!』という“斬新な”コンセプトで作られているため、“画期的”だと話題になりました。

 そんな「タイッツー」も進化を遂げ、リプライ機能・長文投稿・動画対応の実装など、今やXの代替SNSとして十分充実した機能を備えています。さらに、細かな公開設定で痒いところに手が届くようにもなりました。

 また、「タイッツー」では生成AI学習用のWebクローラーを一律で全拒否する設定をしているそうです。これには、テキストだけでなく画像も含まれます。『提携した先の個人や団体に対しても、生成AIの学習のためにデータを提供することは一切ありません』とのことなので、AIによる自作イラストの学習を嫌うユーザーでも安心ですね。

 スマホアプリ版のリリースに加え、X(旧Tiwtter)のブロック仕様変更・機械学習や人工知能モデルに関する利用規約内容が話題となった今、移住先として再度「タイッツー」がトレンド入りするなど注目を集めています。

 優しいユーザーたちによって成長を見守られた「タイッツー」。この機会に視野に入れてみるのもいかがでしょう。公式企業アカウントも含め、微笑ましい日常が見られる独自文化で癒やされるかもしれません。