脱初心者!すぐに役立つショートカットキー

第5回

「タスク マネージャー」を起動するなら[Ctrl]+[Alt]+[Delete]よりも早い方法がある

[Ctrl]+[Alt]+[Delete]画面

 最近はあまりなくなりましたが、Windowsが不安定なったときは [Ctrl]+[Alt]+[Delete] 画面(ちなみに「リモート デスクトップ接続」アプリの場合は[Ctrl]+[Alt]+[End]キーです)から「タスク マネージャー」を起動して、トラブルシューティングを行うのが一般的です。問題となっているプロセスを特定して終了させたり、不要なアプリを中断してシステムの負荷を下げるといったことを行うわけです。

 しかし、「タスク マネージャー」を起動するだけならわざわざ [Ctrl]+[Alt]+[Delete]キー を押す必要はありません。

「タスク マネージャー」を起動する[Ctrl]+[Shift]+[Esc]キー

 「タスク マネージャー」を起動するには、 [Ctrl]+[Shift]+[Esc]キー が利用できます。 [Ctrl]+[Alt]+[Delete]キー と同じく指が3本要りますが、キー自体はキーボード左側に集中しているので比較的押しやすいでしょう。

 「タスク マネージャー」に「応答なし」というアプリ(タスク)があれば、まずそれを終了してみてください。「エクスプローラー」の場合は再開(再起動)してみましょう。

「応答なし」というアプリ(タスク)があれば、まずそれを終了

 もしそれでも解決しない場合は、[詳細]モードへ切り替えてリソースの消費を確認します。[プロセス]タブなどでCPUやメモリ、ディスクを過剰に消費しているタスクを特定し、それを終了してみます。

[プロセス]タブなどでCPUやメモリ、ディスクを過剰に消費しているタスクを特定し、それを終了

 それでも解決しない場合は、OSを再起動するとよいでしょう。OSの再起動は[スタート]画面、もしそれが反応しなければ[Ctrl]+[Alt]+[Delete]画面から行います。それでもだめならばPCの電源を長押しして強制的にシャットダウンするしかありませんが、データが失われることは覚悟しましょう。