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「Microsoft Edge」でWindows/Macの[共有]機能が利用可能に

プレビュー版で先行テスト中

「Microsoft Edge」でOSネイティブの[共有]機能が利用可能に

 米Microsoftは7月2日(現地時間)、「Microsoft Edge」でOSネイティブの[共有]機能が利用可能になったことを明らかにした。プレビュー版の「Edge」でテストできる。

 [共有]はアプリ間でデータ連携するための機能で、「Edge」の場合、閲覧ページのURLをメールで送信したり、SNSでシェアするために利用できる。モバイルOS(iPhoneやAndroid)ではお馴染みの機能だが、WindowsやMacにも搭載されている。

 実はこの[共有]機能、「EdgeHTML」ベースの古い「Edge」には搭載されていたものの、「Chromium」ベースの新しい「Edge」には実装されていなかった。デスクトップ版の「Google Chrome」にも今のところ搭載されていない。

 「Edge」の[共有]機能は、[設定など](ツールバー右端の[…]ボタン)-[共有]コマンドから利用可能。右クリックメニューを使えば、ツールバーに[共有]を表示しておくこともできる。

[設定など]-[共有]コマンド

 Windows環境では、アプリ・サービスのほかにもユーザー(連絡先)や他のデバイス(近距離共有)を共有先として選ぶことが可能。アプリ・サービスはさしあたり「Outlook」、「Gmail」、「LinkedIn」、「Facebook」、「Twitter」、「WhatsApp」などがサポートされているが、これは今後も拡充されていくという。

アプリ・サービスのほかにもユーザー(連絡先)や他のデバイス(近距離共有)を共有先として選ぶことが可能
近距離共有で他のデバイスへ閲覧ページのリンクを送信
リンクを受信した様子
受信側であらかじめ「近距離共有」を有効化しておく必要がある
「Twitter」アプリと共有した様子。フォロワーと簡単にリンクをシェアできる

 今回案内された[共有]機能は、編集部にてDev版の「Edge 93」で動作を確認している。Dev版「Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、「Microsoft Edge Insider」から無償でダウンロード可能。以下の機能を安定版に先んじてテストできる。

 プレビュー版の「Edge」は安定(Stable)版「Edge」と同じ環境で共存させることもできるので、気軽に試してみてほしい。